Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
長々と続く浜崎の話しに、気付けば軽く相槌を打つだけの日向。
暇だったあたしは少し笑うと、もう一度日向の肩をちょんっと叩いた。
『なぁ、聞いてんの?』
「………」
何やねん、無視かい。
感じの悪い日向に、あたしの口元は段々と引き攣ってくる。
『おーい、寝ぼすけ日向。まだ夢ん中かいな?』
次は手の平でボスボスと叩いて、声のボリュームも上げてみる。
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