Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
「………」
ちょっとくらい返事してくれてもええやんか。
それでも無視を決め込む日向に口を尖らせたあたしは、
『ひーな、ひなひな日向ぁ〜』
次は両手で肩を叩いてみた。
しつこいくらいのその行動に、明らかに日向の額には怒りマークが浮かんでいる。
だけどあたしがこんな事で諦める筈も無く、それは日向が1番よく知っているはずだ。
あたしはまた口元を上げると、クスッと少し笑った。