Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
―――自分が死んだ時の事なんて、前までそんなに興味は無かった。
だけど夢に現れるたびに少しずつ思い出していって、あたしはそのうち知りたいと思うようになっていた。
どうしてこんな事になってしまったのか。
何より、どうしてあたし達はあんなにも必死だったのか。
『日向は…知ってるんやろ?』
あたしが問うと、日向の肩が驚いたようにビクンと震えた。
バツが悪そうなその表情に、胸の緊張が高まっていく中―――…
“何があったん?”
下唇を噛んだ日向に、あたしは聞く事が出来なかった。