Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
反省の色が見られないとは、まさにこういう事だ。
『ほんまアホちゃうか』
その笑顔にあたしが少し怒って言うと、日向は拗ねたように頬を膨らませた。
「お、終わったことはしゃーないやろっ!」
『開き直るもんちゃうわ』
「…とにかく疲れた。俺は疲れた。マジで浜崎の野郎しばきたい」
あれだけの人数をボコボコにしときながら、まだ暴れ足りないらしい日向はだるそうに歩きだすと―――…
『で、何枚書かされたん?』
「……10枚」
思い出すのも嫌そうな顔で、あたしの言葉に小さく呟いた。