Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
お腹を押さえて、そのまま寝転んで空を仰ぐ日向に続き、あたしも真似して寝転ぶ。
綺麗な青空が視界に広がった。
「腹減ったわぁ…」
ちょっと元気が無いようにも見えるのは、気のせいなんかじゃない。
だって日向は、昔から底無しの胃袋の持ち主だから。
消化するのも早いのか、いつもよくお腹を鳴らしてる。
『12時過ぎか』
「ほんまや…」
あたしが屋上にある時計を見て呟くと、それに続いて日向も時計に視線を合わす。