Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
―――そう思うのは、うちだけなんかなぁ、日向。
きゅっと締め付けられる胸を押さえ、悲しくなる想いをしまい込む。
何もなかったかのように笑みを作り、立ち止まった日向の手をつなぐ。
小学生の頃もこうやって、手を繋いで帰っていた事を思い出して、またすこし笑みが洩れた。
『そんな顔せんとって』
「……」
『日向が答えたくないんやったら、それでええから』
「……」