Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
「俺か陽菜か、どっちが先に天国に行く事になるんかは分からへん。…でも」
「でも…?」
「俺はその時まで陽菜とおる。陽菜だってそうやろ?」
そう言って笑って、あたしの頭をもう一度撫でた日向は楽しそうで…
「うん!陽菜も天国行くまで日向とおるっ!」
「…うわっ!」
あたしが飛びついた反動で二人して砂の上に寝っ転がると、やっぱり嬉しそうに笑う日向の頬はピンク色に染まっていた。