Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






…って言うか、何?


この子だれ?


知り合いなんだと頭では分かっていならがらも、あたしの心ははさっきから疑問だらけだ。


でもそんな事聞いたって、彼女と日向の“知り合い”が無くなる訳でもなく、進んでいく会話は止められそうもない。


もちろん何かを言うつもりはないし、疑問を解決して欲しいなんて思ってもない……けれど、


「焼きそばパン作って来てんけど、一緒に食べやん?」


そう言って可愛く微笑んだ彼女に、あたしは唖然とした。


…と同時に、彼女と日向は“知り合い”じゃなく“友達”なんだと思った。







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