Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
―――最近、ううん最近なんかじゃない。
疾風が消えた日からずっと。
日向の温もりを、この温かさを、いつか失うことになるんじゃないかって……そう考えていた。
手放したくなんかないのに、いつかそんな日が来てしまうんじゃないかと。
不安で不安で……だけど、日向が傍にいれば安心して。
この感情を、一体何と呼べばいいんだろう?
『なぁ日向…』
「ん?」
『…あの、な』
「うん?」
『―――…メ、メロンパンいる?』
「あ、うん。全部くったるわ」
『…へ?あぁ!あかんって!』