Heavenly sky-あたしと君に残された日々-





なんてことは無い、特に目立つようなとこもない。


その辺にいる女子高生となんら変わりない。


なのに…何でだろう。


ふわりと香る甘い香り、日向のものとは違う香水の匂い。


一歩、一歩と縮まって行く距離に、妙な焦りを感じる。


特別可愛いってワケじゃない。


特別綺麗ってワケでもない。


なのに、彼女の浮かばせる笑顔はなぜかとても艶やかで…


―――とても、妖艶。




< 642 / 841 >

この作品をシェア

pagetop