Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
なんてことは無い、特に目立つようなとこもない。
その辺にいる女子高生となんら変わりない。
なのに…何でだろう。
ふわりと香る甘い香り、日向のものとは違う香水の匂い。
一歩、一歩と縮まって行く距離に、妙な焦りを感じる。
特別可愛いってワケじゃない。
特別綺麗ってワケでもない。
なのに、彼女の浮かばせる笑顔はなぜかとても艶やかで…
―――とても、妖艶。