Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






「あ…俺いっつも陽菜の弁当食ってたし、今から購買…」


ぐるるるる〜…


断ろうとする日向の声を遮ったのは、他でも無いこの男の腹の虫。


『アホ…』と、ふて腐れ気味で呟き、日向を見る。


「あははっ!日向ってば。ほら、一緒に食べようや♪」


「あ、うん」


腕を引っ張られ、釣られるように座り込んだ日向に、あたしの頬は膨らんでく。





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