Heavenly sky-あたしと君に残された日々-





あたしが死んだ日。


まだほとんどが思い出せないけれど、その日に何かあったことは間違いない。


その“何か”を忘れようと、日向は必死になってる。


今日先輩を殴ったのもきっとそのせい。


…そして、その“何か”にあたしが絡んでいるのも、きっと間違いない。


日向が必死になるのもそのせいなんだったら、あたしはこの場に居ていいんだろか?


何もかも忘れて、普通に過ごして行くのが日向のためな気がしてならない。




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