Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
気が動転して、ショックで頭に手を置いたままでも、反射的に脳内に浮かんでくるのは“はよ用意しなあかん”の文字で…
乱れた髪を手で整えてはみたけれど、やる前と差ほど変わりなく、何だか脱力しそうな気分だった。
それだけでも気分ば駄々下がりだと言うのに、慌てて小指を柱にぶつけるもんだから、それはもう最悪の一言。
いつもならリビングで朝ごはんでも食べて行くとこだけど、今日はそんな余裕も無い。