Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
こんな状況に呆れて物も言えそうにないのは、あたしを含め世界で何人くらいいるんだろう。
日向ってマジでバカなんちゃうか?
この先、本間にこんなんで大丈夫なんか?
わざわざ彼の未来まで心配してしまうあたしは、余計なお節介なんだろうか。
『あんた、うちが怒ってんの分からんの?』
視線だけを上に向け、試すように日向を見る。
心臓は動いてない筈なのに、頭に血が上って行く感覚がした。