Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
何に怒りたいのかも分からない…けど。
――ほんまは、日向がこの場に現れたことがめっちゃ嬉しいんや。
日向と顔合わせたら、いっつも憎たれ口ばっかり。
本当に伝えたいことは埋もれてしまって、言葉に出来ない。
モヤモヤと渦巻く感情にあたし が俯いていると、
「分かってる。でもこのままやったら嫌やから来たんや」
まるで全て吹き飛ばすかのように軽く笑った日向は、あたしのベットに腰掛けた。