Heavenly sky-あたしと君に残された日々-






…それは単に、あたしが素直だったからだ。


素直になれたら良いと思うのに、時間が経って成長するにつれそれはどんどん不可能になる。


一年前はもう少し素直で、二年前はもっと素直で…


でも今は、凄い捻くれて一つも可愛くなんかない。


「陽菜…?」


『え?』


不意に日向の手が伸びて来て、あたしの頬に触れた。


少しビクッと震えると、同時に頬に日向の体温が伝わる。




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