Heavenly sky-あたしと君に残された日々-
…あぁ、最悪。
自分で言っておきながらうなだれていると、ベットが軽く軋んで音を立てた。
その音で前に垂れていた頭を上げると、近づいて来た日向に視線を合す。
「お前アホ?」
『はぁ!?』
突如落ちて来た、聞き捨てならない日向の言葉に目を見張ったあたしは、
『あんた何年うちとおるねん!そんなん聞かんでも分かるやろっ!』
勢い任せで吐き出した肯定とも取れるその言葉に、大きく溜息を漏らした。