恋し愛しい人
校舎を出ても人は溢れていた


人の間を通り抜け、もう直ぐ学校から出るという時、私は立ち止まった


「修、祐一」


「ん?」「どうした?」


私は2人と向き合った


「凄い楽しかった三年間…だった。ありがとうね」


突然の事で2人は黙ったまま。私は笑顔で最後の言葉を言った
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