恋し愛しい人
「修…修…」


あの時押し込めた思いが溢れてくる


突然、私を包んでいた風が止まった


少し視線を横に向けると、足元が見え、誰かが私を見下ろしている


こんな所で俯き泣いているから、怪しい人だと勘違いされたのか…私は少し体を上げた
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