恋し愛しい人
急ぎすぎたか?…でも、もう少しゆっくり茉莉と話したいし、一緒に居たい…


俺は茉莉から視線を外してコーヒーカップを見つめていた


「あの…修」


小さな声が聞こえて顔を上げると、少し頬が赤い茉莉が


「私のアパートこの近くにあるけど…」

「えっ…と…」
< 90 / 111 >

この作品をシェア

pagetop