カ ケ ラ ノ セ カ イ
美紅琉「…ねぇ…?私…次の晩に死んじゃうかもしれないんだよね…」

美紅琉は弱々しい声で椿に言っていた。

それに椿は今までにない優しい声で

椿「…大丈夫だよ…僕は君を祟りで殺させない…僕が…美紅を命懸けで守るから…そんなこと言わないでよ…ね?」

美紅…?

美紅琉の名前の略か…?

美紅琉「…あの…でも…私ごときの身分が椿君に守られるなんていけな…」

その瞬間に椿は強引に美紅琉の口にキスをした。

俺はされてる側ではないのに俺が恥ずかしくなってきた…
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