カ ケ ラ ノ セ カ イ
椿「富岡先生に言ったら今日はみんな早く帰った方がいいって…だから…」

椿は顔が死んでいた。

みんなも目が死んでいた。

真驪亞「…なら仕方ないのです…同士…嵬…椿…隼人…帰りましょうなのです…」

俺達はコクッと頷き帰った。

帰り道、椿はいつもと別れる場所じゃないところに行った。

俺達は理由もわからず椿と離れた。

椿はこのクラスの中で強さはエースと言っていいくらいに強かった。

だから…大丈夫だろうと考えていた。

皆、そう思っていた。
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