私の彼は超人気芸能人
「はぁ~やっぱり、レミ怒ったね?」


「私は、自分が悪いなんて思ってないから!!」


当たり前じゃない。


世界中が謝れって言われても絶対に謝らないんだから。


「大丈夫よ!!謝れなんて言わないから」


「え?」


いつもなら謝れとか言う筈なんだけど……。


「私もレミのお陰で目が覚めたよ」


「え?」


小百合まで?


「芸能人だからカッコイイは、カッコイイけど……あの、最後の言葉はないよ」


「だよねぇ~あの言葉は日本中……いや、世界中の女性を侮辱してると同じよ」


「レミがガツンと言ってくれたからスッキリした」


「私も私も」


二人とも。


「やっぱり、二人は私の親友よ~」


「ちょ・ちょっと、レミ」


私は、二人に飛びついた。


「だけど、レミ一つ忠告しとくよ」


優は、珍しく真剣な顔をして私の顔を見た。
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