「あー奈々ちゃんだー」



放課後、下駄箱の前にいたところ、後ろから拓也先輩に声かけられた。


え、え、私のこと覚えててくれたんだ!
どうしよー!(汗)



『あ‥こんにちは。』


「あははーこないだはありがとね♪奈々ちゃんはユカちゃんと違ってクールなんだねー。」


クールじゃなくて緊張してるだけです!

どどどどうしよう(笑)


『クールなんかじゃないです(笑)』


「そういえばさ、今度またライブやるんだよね。渋谷の方でやるからちょっとお金かかっちゃうんだけどこない?俺からの紹介だとドリンク代の500円だけでこれるんだけどさ~。」


『え!行きたいです!ユカと行きます!』


「まじ!ありがとー!じゃあユカちゃんにもゆっといて!うわー可愛い後輩がみにきてくれるから頑張っちゃお♪」


『あはは(笑)楽しみにしてます。』




ライブに行く約束をして、拓也先輩と別れた。


その日は拓也先輩と話せたことが嬉しくて気持ちがふわふわしてた。




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