「拓也先輩ー♪お疲れ様です♪すごいですね、あのファンの子たちいつもライブ見にくるんですか?」


「はは(笑)ファンなんて大げさっしょ(笑)まあ結構みにきてくれてんのかな?いちいち覚えてねえし。それにしてもまじで今日はありがとね!ユカちゃん奈々ちゃん。」


「拓也先輩のライブならどこにでも見に行きます♪」


「ユカちゃんウケるなー(笑)」



ライブが終わったあと、拓也先輩は私たちを控え室に呼んでくれた。


相変わらず私は緊張して、ユカと拓也先輩の話しを笑って聞いてるだけだった。



「もう先輩歌手になれるんじゃないですか?!まじで!」


「まさか(笑)ただの趣味だしそんな気はないよ。」


「えー、もったいないよね!ね、奈々!」


『っふぇ?!』


いきなり話しふられたから変な声でちゃった‥


「ははは!(笑)クールな奈々ちゃんが変な声だした(笑)レアだ~♪」



『私クールなんかじゃないですって!』


「面白いな~。そういえば2人ともこのあと暇?」


「暇です!ね!奈々!」


『う、うん。』


「じゃあちょっと遊んでこーよ♪俺今から友達と会うんだけど一緒に行こう!」


『え、いいんですか?邪魔じゃないですか?』


「全然!女の子いたほうが友達も喜ぶと思うし(笑)」



こうして私たちは拓也先輩に連れられて、渋谷のカラオケboxへ行った。




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