社長のご指名
第11章 -ファンレター-
1ヶ月ぶりに家に帰って来た。
1ヶ月ぶりに出社した。
「おはよう、章菜。社長が呼んでたよ。」
「おはよう、紫穂。ありがとう。」
出社してすぐに社長室に向かった。
社長室に続くドアをノックすると入室許可の返事。
「失礼します。おはようございます、社長。」
「おはよう、章菜。」
社長がいる大きなデスクまで足を進める。
「海堂社長が心配していたわよ?鳴海さんは大丈夫ですかってね。ゆっくり休めた?」
「はい、ありがとうごさいました。」
「報道陣は追い払ったけど、今度は逃げられないかもしれないわね。」
「はい…腹括ってます。」
「頼もしいわ。」
カタログ、雑誌の撮影で終わりじゃない。
私は、代役じゃなく本当にモデルをしなくちゃいけなくなった。
今度は、3週間後に行われるコレクションショー。
1ヶ月ぶりに出社した。
「おはよう、章菜。社長が呼んでたよ。」
「おはよう、紫穂。ありがとう。」
出社してすぐに社長室に向かった。
社長室に続くドアをノックすると入室許可の返事。
「失礼します。おはようございます、社長。」
「おはよう、章菜。」
社長がいる大きなデスクまで足を進める。
「海堂社長が心配していたわよ?鳴海さんは大丈夫ですかってね。ゆっくり休めた?」
「はい、ありがとうごさいました。」
「報道陣は追い払ったけど、今度は逃げられないかもしれないわね。」
「はい…腹括ってます。」
「頼もしいわ。」
カタログ、雑誌の撮影で終わりじゃない。
私は、代役じゃなく本当にモデルをしなくちゃいけなくなった。
今度は、3週間後に行われるコレクションショー。