社長のご指名
第14章 -ランウェイ-
「緊張する……。」
「そうだね。」
控え室で紫穂と手を握り合う。
コレクションが始まるまで1時間を切った。
「お姉ちゃんっ。」
「雪菜?」
焦った表情の雪菜が控え室に入って来た。
「コレクションなんて初めてだから緊張しゃうよー!」
私の腕を掴み、緊張からか涙を浮かべる雪菜。
「私も緊張してるの。」
「お姉ちゃんでも?」
「私でもって?」
「お姉ちゃんは世界中のコレクションに出てた人だよ?プロ中のプロじゃん。」
「緊張しない人なんていないわよ。でも、緊張しない方法教えてあげる。」
「何!?」
真剣に食い付いてくる姿に笑いそうになった。
「かっこよくとか可愛く見せるとか思わないで、自分が楽しむの。撮影みたく雪菜らしい笑顔を見せるの。」
色々と考えちゃうと失敗しちゃうかもしれないしね。
「そうだね。」
控え室で紫穂と手を握り合う。
コレクションが始まるまで1時間を切った。
「お姉ちゃんっ。」
「雪菜?」
焦った表情の雪菜が控え室に入って来た。
「コレクションなんて初めてだから緊張しゃうよー!」
私の腕を掴み、緊張からか涙を浮かべる雪菜。
「私も緊張してるの。」
「お姉ちゃんでも?」
「私でもって?」
「お姉ちゃんは世界中のコレクションに出てた人だよ?プロ中のプロじゃん。」
「緊張しない人なんていないわよ。でも、緊張しない方法教えてあげる。」
「何!?」
真剣に食い付いてくる姿に笑いそうになった。
「かっこよくとか可愛く見せるとか思わないで、自分が楽しむの。撮影みたく雪菜らしい笑顔を見せるの。」
色々と考えちゃうと失敗しちゃうかもしれないしね。