社長のご指名
なんで…?なんでよっ!
やっと、本当の恋を見つけたの。
本当に好きだという人に巡り逢えたの。
後一年しか生きられないなんて信じる事出来ない。
「だから、章菜とは付き合えない。でも、最後に章菜を好きになってよかった。」
いつもみたいにニッコリ笑う顔にさっきの嬉し涙とは違う涙が流れた。
「泣くなよ。なんで章菜が泣くかな〜。」
だって―――…
「修一は、辛くないの?恐くないの?それに今元気なんだよ?後一年なんて嘘なんじゃないの?」
「嘘じゃない、本当なんだよ。先生に言われた時は絶望した。でも残りの人生絶望して悲しんで生きるなんてもったいないだろ?」
「…………。」
「後一年しかないからこそ、思う存分人生を楽しみたい。入院なんてしてらんない。好きな番組見て、好きな音楽聞いて、大好きな章菜とこうやって会って話して沢山笑いたい。」
やっと、本当の恋を見つけたの。
本当に好きだという人に巡り逢えたの。
後一年しか生きられないなんて信じる事出来ない。
「だから、章菜とは付き合えない。でも、最後に章菜を好きになってよかった。」
いつもみたいにニッコリ笑う顔にさっきの嬉し涙とは違う涙が流れた。
「泣くなよ。なんで章菜が泣くかな〜。」
だって―――…
「修一は、辛くないの?恐くないの?それに今元気なんだよ?後一年なんて嘘なんじゃないの?」
「嘘じゃない、本当なんだよ。先生に言われた時は絶望した。でも残りの人生絶望して悲しんで生きるなんてもったいないだろ?」
「…………。」
「後一年しかないからこそ、思う存分人生を楽しみたい。入院なんてしてらんない。好きな番組見て、好きな音楽聞いて、大好きな章菜とこうやって会って話して沢山笑いたい。」