社長のご指名
第24章 -解雇-
今日は久しぶりの慌ただしい朝。
「本当に大丈夫?」
「大丈夫だって。なかよくしてる。」
そういう事じゃないんだけどな……。
「じゃあ、いってくるね。何かあったらすぐに電話して。」
「何もないよ。ままが帰ってくるまでぱぱと遊ぼうね、紗衣ちゃん。」
「うんっ。」
後ろ髪引かれながら、数ヵ月ぶりに会社に出勤する。
朔夜が有給とってくれて紗衣と一緒にお留守番。
引っ越した朔夜のマンションから、会社までは前に住んでたアパートと同じぐらいの距離で足も疲れる事がない。
「章菜ー、おっはよ!」
「わわっ、ビックリした……。おはよう、紫穂。」
会社のロビーで後ろから紫穂に抱き付かれ、前のめりになり転けそうになった。
「今日から復帰だね。」
「うん。心配かけてごめん。後色々ありがとう。紫穂がいてくれて本当に感謝してる。」
「本当に大丈夫?」
「大丈夫だって。なかよくしてる。」
そういう事じゃないんだけどな……。
「じゃあ、いってくるね。何かあったらすぐに電話して。」
「何もないよ。ままが帰ってくるまでぱぱと遊ぼうね、紗衣ちゃん。」
「うんっ。」
後ろ髪引かれながら、数ヵ月ぶりに会社に出勤する。
朔夜が有給とってくれて紗衣と一緒にお留守番。
引っ越した朔夜のマンションから、会社までは前に住んでたアパートと同じぐらいの距離で足も疲れる事がない。
「章菜ー、おっはよ!」
「わわっ、ビックリした……。おはよう、紫穂。」
会社のロビーで後ろから紫穂に抱き付かれ、前のめりになり転けそうになった。
「今日から復帰だね。」
「うん。心配かけてごめん。後色々ありがとう。紫穂がいてくれて本当に感謝してる。」