社長のご指名
第4章 -動物園-
紗衣を挟んで右手は私、左手は海堂社長と手を繋ぎ動物園までの道のりを歩いて行く。
数十分で着く距離。
「うさたんみたいねー。」
「そうだね。」
「さーくんうさたんしゅき?」
「好きだよ。きりんも好きだなぁ。」
「さえも!さえも!きいんしゅきぃ。」
3人であれが見たい、これが好きなんて話してたらあっという間に動物園に着いた。
写真でしか見た事のなかった動物園の入園口はかなり大きい。
チケット売り場にはちょっとした行列が出来ていて、駐車場に向う車は渋滞している。
目につくものはやっぱり親子で、お父さんお母さんと手を繋ぐ子供、お父さんに肩車してもらってる子供。
子供達は幸せそうな笑みを浮かべてる。
紗衣も笑ってるかなと思ってちょっと顔を覗き込むと、一点をジィーと見ていた。
数十分で着く距離。
「うさたんみたいねー。」
「そうだね。」
「さーくんうさたんしゅき?」
「好きだよ。きりんも好きだなぁ。」
「さえも!さえも!きいんしゅきぃ。」
3人であれが見たい、これが好きなんて話してたらあっという間に動物園に着いた。
写真でしか見た事のなかった動物園の入園口はかなり大きい。
チケット売り場にはちょっとした行列が出来ていて、駐車場に向う車は渋滞している。
目につくものはやっぱり親子で、お父さんお母さんと手を繋ぐ子供、お父さんに肩車してもらってる子供。
子供達は幸せそうな笑みを浮かべてる。
紗衣も笑ってるかなと思ってちょっと顔を覗き込むと、一点をジィーと見ていた。