社長のご指名
「章菜、土曜日泊まり行ってもいい?」


「いいよ〜来て来て。紗衣が喜ぶよ!」





紗衣は紫穂が大好きで、こうやって泊まりに来た時はしーたんとお風呂入るの!って言い出す。





寝る時もしーたんと寝んね!とか言って、紫穂の手を引っ張って行く。





着替えも、ままはやっ!って言って手を後ろに隠す。




「土曜日どっか遊び行く?」


「今回は、買い物行きたい。私も洋服欲しいし、紗衣のも買ってあげたい。」


「OK〜!じゃあ、買い物行こうか。」





土曜日の予定を決めて、パソコンを立ち上げ仕事を始めた。





この仕事を始めた時は、文章を打ち込むのにかなり時間が掛ってみんなに迷惑かけた。





エクセルも全くわからなくて、教えてもらってもなかなか覚えれなかった。





秘書と言う仕事を甘く見ていた私。





私には無理だと、出来ないんだと決め付けて落ち込む事なんて毎日だった。





私のせいで残業する事があっても秘書課のみんなは、4人ですれは早く終わるよって励ましてくれた。



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