社長のご指名
第5章 -一目惚れ-
「あのっ、一目惚れしました!好きですっ!」
「ごめん。」
高校の時、同級生から告白された。
一目惚れ―――…。
そう言う言葉はあるが、実際一目惚れする事なんて絶対ありえないと思っていた。
それに、一目惚れっていうのは外見を好きになったって事じゃないのか?
外見だけで付き合うなんて到底無理な話。
好きになった事はある。付き合った事も勿論ある。
でも、今まで生きてきた中で一目惚れなんて一度もなかった。
言われる事はあっても自分はそんなもの感じた事もなかったのに――――…
初めて一目惚れしたんだ。
もう何も見えない。
彼女以外は全て遮断され、目に映るのは彼女だけ。
長い黒髪に、すらりとした手足、驚くほどの小顔で締め付けたら折れてしまいそうな体、官能的な唇にパッチリとした目だが少し吊り上がっていて、鼻は高い。
一瞬で彼女の虜になってしまった。
「ごめん。」
高校の時、同級生から告白された。
一目惚れ―――…。
そう言う言葉はあるが、実際一目惚れする事なんて絶対ありえないと思っていた。
それに、一目惚れっていうのは外見を好きになったって事じゃないのか?
外見だけで付き合うなんて到底無理な話。
好きになった事はある。付き合った事も勿論ある。
でも、今まで生きてきた中で一目惚れなんて一度もなかった。
言われる事はあっても自分はそんなもの感じた事もなかったのに――――…
初めて一目惚れしたんだ。
もう何も見えない。
彼女以外は全て遮断され、目に映るのは彼女だけ。
長い黒髪に、すらりとした手足、驚くほどの小顔で締め付けたら折れてしまいそうな体、官能的な唇にパッチリとした目だが少し吊り上がっていて、鼻は高い。
一瞬で彼女の虜になってしまった。