白衣を脱いでも恋してる
「あっ…先生!!そのまま…」
「別にいいって。コイツがやらかしたコトだし…ってか、クックック…お前、必死すぎ。」
「だっ…て…」
でも、落としちゃったのは事実。
その時は必死でわかんなかったけど、
まさか落としちゃうなんて思わなくて…
破片を拾い上げる先生を目の前に、自分のしちゃったことがジワリジワリと後から恥ずかしくなってきて…
あたしは、トレイと割れた破片を由奈に渡しながら笑う先生から真っ赤になった顔を隠すように花束に顔を埋めた。
「でも…欲しかった…の。」
「あ?」
「先生がくれるものだもん。誰にも渡したくなくて…」
そしてポツリと呟いた…
瞬間、
「コレはお前にしかやる気なかったし…。」
「えっ…」
「お前以外のヤツにやるわけないつっーの。気づけ、バーカ。」
「ぶっ!!」
突然、耳元で囁いてきた先生は、あたしの髪を両手でクシャクシャっと撫でると花束へと顔を押し付けてきた。
「別にいいって。コイツがやらかしたコトだし…ってか、クックック…お前、必死すぎ。」
「だっ…て…」
でも、落としちゃったのは事実。
その時は必死でわかんなかったけど、
まさか落としちゃうなんて思わなくて…
破片を拾い上げる先生を目の前に、自分のしちゃったことがジワリジワリと後から恥ずかしくなってきて…
あたしは、トレイと割れた破片を由奈に渡しながら笑う先生から真っ赤になった顔を隠すように花束に顔を埋めた。
「でも…欲しかった…の。」
「あ?」
「先生がくれるものだもん。誰にも渡したくなくて…」
そしてポツリと呟いた…
瞬間、
「コレはお前にしかやる気なかったし…。」
「えっ…」
「お前以外のヤツにやるわけないつっーの。気づけ、バーカ。」
「ぶっ!!」
突然、耳元で囁いてきた先生は、あたしの髪を両手でクシャクシャっと撫でると花束へと顔を押し付けてきた。