ひとりがさみしいなら
裕貴くんがあたしを抱きしめてた。

「今度は・・・オレを呼べよ。
ぜってー守る」

あたしはまだ、意識戻ったばっかりだったから、よくわからなかった。

「裕貴く・・・
さっきの音何・・・?」

“ドォォォォォォォォォォォォン!!!!”

「あーあれ、犯罪男にオレが弾丸シュートお見舞いしてやった」

え。
「そーなんだ・・・」


そのとき、病室のドアが開いた。
「失礼します」
・・・誰だろ、このイケメン。


「こんばんは、南萌香ちゃん。
今日からきみと一緒に住む事になった青山司(あおやま・つかさ)です」


・・・はい・・・?

一緒に?

住む・・・??
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