ひとりがさみしいなら
1週間後。
あたしは撮影場に向かった。
・・・けど・・・おかしい。
裕貴くんが、いつまでたっても来なかった。
裕貴くんはサブヒロインだから・・・
出番がない撮影日なんてあるはずない。
なのになんで来ないんだろ・・・。
あたしは心配になってスタッフさんに聞いた。
「あぁ、ゆいちゃんなら風邪ひいたって」
風邪・・・。
あたしは裕貴くんの家を教えてもらい、向かった。
「はぁぁ!!?なんで萌香がここに・・・」
「心配してきたの!!」
まぁ当然・・・裕貴くんは驚いてた。
「萌香ちゃんほんっと可愛いわねぇ~♥
女優さんが家に来るなんて最高よ~」
裕貴くんのお母さん。
なんか・・・あたしのファンらしい。
「もしかしてお邪魔だったかしら?
ごゆっくり~♥」
あたしと裕貴くん、2人っきりにされてしまった。
「38度6分・・・。
結構熱あるね・・・大丈夫?」
「あぁ・・・」
裕貴くんはすごく熱があった。
「・・・裕貴くん、顔赤いよ!?
もしかして熱上がってきた!?」
あたしの問いかけに、裕貴くんは呆れた顔をした。
「どんだけ鈍いんだよお前・・・。
お前が可愛すぎるから、緊張してんだよ」
“お前が可愛すぎる”・・・。
恥ずかしい。
こんな事・・・平気で言う裕貴くん、おかしいよ。
「あっ・・・あたし帰る!
お大事にね!!」
何逃げてんのあたし。
恥ずかしいって感情もつなんて・・・。
やっぱりあたし、裕貴くんが好き・・・?
『萌香』
・・・!!
司の声と顔も同時に頭に浮かぶ。
もうわかんない・・・
わかんないよ・・・・・。
あたしは撮影場に向かった。
・・・けど・・・おかしい。
裕貴くんが、いつまでたっても来なかった。
裕貴くんはサブヒロインだから・・・
出番がない撮影日なんてあるはずない。
なのになんで来ないんだろ・・・。
あたしは心配になってスタッフさんに聞いた。
「あぁ、ゆいちゃんなら風邪ひいたって」
風邪・・・。
あたしは裕貴くんの家を教えてもらい、向かった。
「はぁぁ!!?なんで萌香がここに・・・」
「心配してきたの!!」
まぁ当然・・・裕貴くんは驚いてた。
「萌香ちゃんほんっと可愛いわねぇ~♥
女優さんが家に来るなんて最高よ~」
裕貴くんのお母さん。
なんか・・・あたしのファンらしい。
「もしかしてお邪魔だったかしら?
ごゆっくり~♥」
あたしと裕貴くん、2人っきりにされてしまった。
「38度6分・・・。
結構熱あるね・・・大丈夫?」
「あぁ・・・」
裕貴くんはすごく熱があった。
「・・・裕貴くん、顔赤いよ!?
もしかして熱上がってきた!?」
あたしの問いかけに、裕貴くんは呆れた顔をした。
「どんだけ鈍いんだよお前・・・。
お前が可愛すぎるから、緊張してんだよ」
“お前が可愛すぎる”・・・。
恥ずかしい。
こんな事・・・平気で言う裕貴くん、おかしいよ。
「あっ・・・あたし帰る!
お大事にね!!」
何逃げてんのあたし。
恥ずかしいって感情もつなんて・・・。
やっぱりあたし、裕貴くんが好き・・・?
『萌香』
・・・!!
司の声と顔も同時に頭に浮かぶ。
もうわかんない・・・
わかんないよ・・・・・。