ひとりがさみしいなら
love letter??
「今日の撮影も疲れたなー」

現在、あたしと裕貴くんは撮影場から帰宅中。
裕貴くんはもちろん男の子の格好で。
あたしは変装してる。




「あのッッ!!」




!?
・・・びっくりした・・・。

あたし達の後ろには、顔を真っ赤にした美人な女の子が立ってた。


「あ・・・あの・・・!!
私、葉月くんが好きなんです!!
これ、受け取ってください!!」


女の子は、1通の手紙を裕貴くんに渡して、さっさと帰ってった。



「「・・・・・・・・・・」」


こ、これって。


「ゆっ裕貴くんラブレターもらっちゃったね!!
すごーい!!いーなぁ!!」

あたしはなぜか騒いじゃった。


「可愛い子だったし!!」



「・・・お前より可愛い女なんていねーよ」


・・・!
「じゃーな」

裕貴くんは帰ってしまった。
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