ひとりがさみしいなら
「つ、司!!
どーしよ・・・」
あたしは焦って司に助けを求める。
「・・・遊んでやれよ」
え゛。

「じゃあまず、萌香サッカーしよーぜぇ!!!」
「嫌!!萌香ちゃんとおままごとするの~!!!」
なんかいきなり喧嘩し始めた子供たち・・・。

そ、そうだ!


「つ、司!!
サッカーやって!!!」


司にサッカーを頼めばいいんだ!!
それであたしはおままごとに付き合うんだ。

「はぁ・・・??」
「司って奴がサッカーするのかー?
まぁいいぜー。やろーぜ」
よかった・・・。


「じゃあ萌香ちゃん、おままごとしよー♥」
「う、うん・・・」

2時間後・・・
「あ、おれもう帰る時間!」
「あたしも~。萌香ちゃんばいばい!!」
やっと帰ってくれた・・・。
めちゃ、疲れた。

「司、わざわざ付き合ってくれてありがと。
デート、全然できなくてごめんね」
「いや、別にオレは」

なんか司に悪いと思ったけど、あんまり気にしてないみたい。
よかった・・・。
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