ひとりがさみしいなら
麗ちゃんが?
あたしの演技を・・・・・?
「聞いたわ、南萌香の演技は最強らしいわね。
実力、たっぷり魅せてもらうから」
・・・麗ちゃん。
あたし、ずっと会いたかった。
麗ちゃんに―――――・・・
〔やめてナツ!嘘よ全部!!〕
いつにも増して緊張した。
でも精一杯台本の台詞を読んだ。
このシーンは、ヒロイン・モモ役のあたしと、サブヒロイン・ナツ役のゆいちゃんの喧嘩のシーン。
うまくやらなきゃ。
〔嘘っていう証拠はあるの!?ないんでしょ!!?〕
ゆいちゃん、やっぱ上手い。
むかむかしてる表情とか、すっごく自然体。
「カット!!萌香ちゃんもゆいちゃんもいいねぇ!!
じゃあ、少し休憩していいよー」
監督の言葉に、あたしは自販機に向かった。
「やっと会えたわね、萌香ちゃん」
ドクン・・・。
この声・・・・・。
「・・・麗ちゃん・・・!!」
「会えてよかった、会いたかったわ」
キュン・・・♥
「あ、あたしも・・・会いたかった!!」
「萌香ちゃんの演技を見に来たのもそうだけど、萌香ちゃんに会うために来たのかもね、私」
・・・え。
まじで・・・!?
「それに相当嫌われてるみたいじゃない、羽月ゆいに」
うっっ!
「はは・・・なんでだろーね・・・」
「たぶん、モモ役のあんたの演技が上手すぎてるから妬いてるのね」
妬く!?
「そんな・・・ゆいちゃんのほうが全然上手いと・・・」
「私は、萌香ちゃんのほうが全然上手いと思うけどね」
え・・・・・。
でも・・・
「帰るわ、仕事つまってるし。
またね、萌香ちゃん」
萌香ちゃんはあたしに投げキスして帰ってった。
あたしの演技を・・・・・?
「聞いたわ、南萌香の演技は最強らしいわね。
実力、たっぷり魅せてもらうから」
・・・麗ちゃん。
あたし、ずっと会いたかった。
麗ちゃんに―――――・・・
〔やめてナツ!嘘よ全部!!〕
いつにも増して緊張した。
でも精一杯台本の台詞を読んだ。
このシーンは、ヒロイン・モモ役のあたしと、サブヒロイン・ナツ役のゆいちゃんの喧嘩のシーン。
うまくやらなきゃ。
〔嘘っていう証拠はあるの!?ないんでしょ!!?〕
ゆいちゃん、やっぱ上手い。
むかむかしてる表情とか、すっごく自然体。
「カット!!萌香ちゃんもゆいちゃんもいいねぇ!!
じゃあ、少し休憩していいよー」
監督の言葉に、あたしは自販機に向かった。
「やっと会えたわね、萌香ちゃん」
ドクン・・・。
この声・・・・・。
「・・・麗ちゃん・・・!!」
「会えてよかった、会いたかったわ」
キュン・・・♥
「あ、あたしも・・・会いたかった!!」
「萌香ちゃんの演技を見に来たのもそうだけど、萌香ちゃんに会うために来たのかもね、私」
・・・え。
まじで・・・!?
「それに相当嫌われてるみたいじゃない、羽月ゆいに」
うっっ!
「はは・・・なんでだろーね・・・」
「たぶん、モモ役のあんたの演技が上手すぎてるから妬いてるのね」
妬く!?
「そんな・・・ゆいちゃんのほうが全然上手いと・・・」
「私は、萌香ちゃんのほうが全然上手いと思うけどね」
え・・・・・。
でも・・・
「帰るわ、仕事つまってるし。
またね、萌香ちゃん」
萌香ちゃんはあたしに投げキスして帰ってった。