ひとりがさみしいなら
ライバルor友達
確かに・・・ゆいちゃんとはライバルだけど。

友達になりたいよ・・・。


〔ナツッッ!早くして!〕


〔うっさいわね~、急いでるでしょ!〕


はっ、なにこの台詞。
ヒロインのモモとサブヒロインのナツは双子の姉妹。
双子なのに、あたしとゆいちゃん全然似てない。
あたしのほうが数倍不細工だから・・・。

「じゃー今日はここまでね」
「おつかれさまでしたー」

「ゆ、ゆいちゃん!」

あたしは思い切ってゆいちゃんに話しかけてみた。
「あ、あの、よかったら友だちになってくれないかな?」


“ひとりがさみしいなら

なんでも2人で一緒にやろう?

きっと楽しいよ―――――・・・”


「・・・いいわよ、別に。
その代わりッッ!!」


・・・・・?




「ええええええええええええええええええええええええええええええええええええええええ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!??????????????????
ゆいちゃんっておっっおおおおおおおおおおおおお男の子なの!?」




「うるさい!!静かにして!!!」

あたしは自分の耳を疑った。
信じられない・・・こんなに可愛いのに!!
< 5 / 100 >

この作品をシェア

pagetop