ひとりがさみしいなら





「・・・姫蘭菜ちゃん!?
どうだっ・・・」




あたしは萌香の問いかけに、にっこり答えた。







「今までありがとう萌香。
私ずっと萌香・・・あなたを手本に生きてきたわ。
本当―――ありがとう―――。
また、会おうね」






私は自らこの世界を去る事を決めたんだ

普通の女の子に戻るために

重い罪を背負わなくちゃいけないから
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