ピンクマーブル



午後



すっかり暇を持て余して
いた私の所に、突然
ノックの音が聞こえた。




『はーいっ』




扉を開けるとそこには
笑顔で立っている
紗耶ちゃんがいた。




『紗耶ちゃんっ』


『こんにちは、
 灯梨ちゃん』




ものすごく暇だった
私は喜んで紗耶ちゃんを
部屋に通した。




『私は吹奏楽部に
 入ろうと思うの』


『そっかぁ、
 私はチアガールに入るんだぁ』


『うん、灯梨ちゃんなら
 うまくできるよ』




< 20 / 46 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop