ピンクマーブル
午後
すっかり暇を持て余して
いた私の所に、突然
ノックの音が聞こえた。
『はーいっ』
扉を開けるとそこには
笑顔で立っている
紗耶ちゃんがいた。
『紗耶ちゃんっ』
『こんにちは、
灯梨ちゃん』
ものすごく暇だった
私は喜んで紗耶ちゃんを
部屋に通した。
『私は吹奏楽部に
入ろうと思うの』
『そっかぁ、
私はチアガールに入るんだぁ』
『うん、灯梨ちゃんなら
うまくできるよ』
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