続・特等席はアナタの隣。
第六章〜もどかしい恋心〜
今、腕の中でモカはぐっすりと眠っている。
昨夜、モカを連れて帰り、そのままずっと離さなかった。
おかげで、心にずっとあった苛立ちや嫉妬は解消されたが、まだ少し不安要素はある。
モカには、遅くなったら俺を呼ぶようにと約束させたけど、ちゃんとそれを実行してくれるかどうか分からない。
なんせ、モカは遠慮のかたまりだからな…。
おそらく、俺を呼ぶくらいなら一人で帰ろうとするだろう。
ほんと、こういうことに関しては手強いっていうか…。なかなか俺になついてくれない。
まだ腕の中でクタッとなって熟睡しているモカを見つめた。
そのあどけない表情にでさえも、心臓はドクドクと騒ぎ出す。
昨夜、モカを連れて帰り、そのままずっと離さなかった。
おかげで、心にずっとあった苛立ちや嫉妬は解消されたが、まだ少し不安要素はある。
モカには、遅くなったら俺を呼ぶようにと約束させたけど、ちゃんとそれを実行してくれるかどうか分からない。
なんせ、モカは遠慮のかたまりだからな…。
おそらく、俺を呼ぶくらいなら一人で帰ろうとするだろう。
ほんと、こういうことに関しては手強いっていうか…。なかなか俺になついてくれない。
まだ腕の中でクタッとなって熟睡しているモカを見つめた。
そのあどけない表情にでさえも、心臓はドクドクと騒ぎ出す。