続・特等席はアナタの隣。
思わぬ形でここまで来てしまった…。

お兄さんに促され、リビングに入ってきたけど、かなり緊張していた。

いきなり和泉君に遭遇したらどうしよう…。


「あの…和泉君は…?」

「和泉?あぁ……さあ、知らない」


まだ仕事から帰ってないんだろうか…。


緊張する私にお兄さんはニコニコと笑みを向けながら、向かいに座った。


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