続・特等席はアナタの隣。
和泉君が照れるなんて珍しい…。

確かに、私から積極的になることはなく、いつも和泉君のされるがままになっている。


こっちが困るくらい和泉君は大胆にくっつこうとするのに。これくらいで照れちゃうなんて…。


仮に、キスでも迫ってみたら和泉君はどんな反応をするんだろうか…。

ま、でもそんなことできる勇気なんて微塵もないけど。



そんなことを考えながら貴重な和泉君をここぞとばかり見つめていたら、「あんまり見つめないでくれる?色々ヤバイから」と注意された。


何がヤバイのかは不明だけど、何となく、聞かない方がいいなと悟った。


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