続・特等席はアナタの隣。
そして、一向に気分は晴れないまま、講義を終えてまっすぐ家に帰った。
「ただいまー…」
玄関で靴を脱いでいると、2階からダダダーッと走ってくる音が聞こえてきた。
「モカ!!あいつに何もされてないか!?」
「お兄ちゃん…」
あの日以来、お兄ちゃんは和泉君とのことに目を光らせている。
「もう…いい加減にしてよ…」
「ダメだ!!あいつには近付くな!!あの男、他にも絶対遊んでるに決まってる!!」
「だから!!和泉君はそんな人じゃないってば!!お兄ちゃんと一緒にしないでよ!!」
和泉君が男前だという理由だけで、勝手に遊び人だと決め付けている。私が騙されていると思っている。
もう…みんなして…。そんなに私と和泉君が付き合うのは不自然なの!?
「ただいまー…」
玄関で靴を脱いでいると、2階からダダダーッと走ってくる音が聞こえてきた。
「モカ!!あいつに何もされてないか!?」
「お兄ちゃん…」
あの日以来、お兄ちゃんは和泉君とのことに目を光らせている。
「もう…いい加減にしてよ…」
「ダメだ!!あいつには近付くな!!あの男、他にも絶対遊んでるに決まってる!!」
「だから!!和泉君はそんな人じゃないってば!!お兄ちゃんと一緒にしないでよ!!」
和泉君が男前だという理由だけで、勝手に遊び人だと決め付けている。私が騙されていると思っている。
もう…みんなして…。そんなに私と和泉君が付き合うのは不自然なの!?