裏切り恋愛
「いや?今日マックでも行こうって話」
「ふーん」

圭斗は興味がなさそうに返事をする。

「ねぇ、来てもいいんじゃない?」

舞が強気に言った。

「や、俺用あるし」
「だよな、圭斗は忙しいもんな♪」

コウは、いつもより少し上機嫌で言った。

「別に……コウが楽しみたいんだろ」

圭斗は吐き捨てるようにそう言って、教室を出て行こうとした。

「なんで忙しいのにきちんと部活来るのよ!」

舞は最もな意見を出て行き際に圭斗に投げかけた。
教室を出ようとした圭斗が立ち止まり、こっちを向く。

「俺、バスケうまいから♪」

圭斗はそれだけ言って、キラースマイルを実由達にお見舞いした後、出て行った。

どうしてこんな無愛想でナルシストな圭斗に惹かれているんだろう……
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