おもいの詩集
★はな★

鈴蘭

私は貴方と対等になりたかった……


だけど、いくらか私が訓練しても


その差は埋まらなかった…


いつもわたしの前を余裕で歩いていた


どうしたらよかったのかな……?


…今はもうどうしたって


貴方には追いつけない……


酷いね……


勝ち逃げだなんて…


わたしのこの気持ちはどうしたらいいのかな?


忘れるなんて出来ないよ


貴方との日々は、


わたしの人生の中で


一番だよ……だから…


なんで私じゃなかったんだろう……


貴方はみんなに必要とされていたのに……


夢を実現させる力を持っていたのに…


なんで、死ななくちゃいけなかったのかな…


誰よりも純粋な思いだったのに


わたしは…


何もできなかった……


だからせめて来世では貴方の道に闇が降りてくることの無いように


祈っている……


来世の貴方の願いが叶いますように……

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