Revenge Of Moon
ベランダから下を見ると…


アイツが待っていた。アイツは多分嗅覚が鋭いタイプなんだな。


あたしは、自分のボロ服を持ってベランダから飛び降りた。
タイラントは、あたしがロビーから出て来るもんだと思って律義に待っていた(なんか笑える)


丁度あたしが着地した場所に、脚に硬いブロックがついた看板があった(バス停の時刻表)これで殴れば結構良いダメージが与えられると思い、タイラントを呼んで見た(笑)


おーい!あたしはココだよ(※あたしは手を元気良く振ってます)タイラントは、あたしに気がついたらしく振り向いた。


アイツはあたしに気がつくなり、勢い良く突っ込んで来た!!!


きたー♪


あたしは、ブロックつき看板(バス停の時刻表)をガッチリ掴み、明の部屋で観た、棒で玉を打つスポーツの真似をした(野球の事ね)


そして、タイラントの鼻っ柱をブロックつき看板(バス停の時刻表)でブン殴ってやった。


ブロックは砕け、アイツの鼻っ柱も砕けた(笑)


タイラントは、あまりの痛さに地に落ちた。鼻っ柱を砕かれたせいで痛みに悶え苦しんでいる…


そして、暫くしてタイラントは静かになった…

あたしは、持っているブロックが砕けて無くなった棒で、左目から脳を貫いてやろうと思い近寄った。


そしたら…あたしが食われた。

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