ボクの1ヶ月間トモダチ
「っ!・・・けいとくんっっ!!」
ボクは、しばらく何が起こったのか分からなくなった。
とにかく、あかりお姉ちゃんを呼ばなきゃ。
ボクがけいとくんのナースコールを押そうとした。
・・・のに、けいとくんの冷たい手がボクの手を止めた。
「・・・だっ、いじょぶっ・・・だから、」
「大丈夫なんかじゃないっ!!」
ボクは首を振るけいとくんにそう叫んで、止めていた手を振りはらってナースコールを何度も何度も押した。