ボクの1ヶ月間トモダチ
「はぁーいっ、おまたせぇっ!おっ、たいちくん、目ぇ覚ましたか。おそようっ。」
「おそようって変なのぉ。」
かなちゃんが笑いながら言った。
「変なんかじゃありまっせぇ〜〜んっ。」
かなちゃんに変顔して言った。
また、それにボクたちは笑った。
そして、まきとお兄ちゃんはボクに近づいて頭をなでてくれた。
「・・・気分大丈夫か?」
「ぅん。」
「ふっ、そっか。・・心配しなくていいからな・・・。」
そのまきとお兄ちゃんの笑顔はどこか悲しそうだった。
心配しなくていいからなってどんな意味で言ってくれたのかをボクはだいたい分かった気がする。
「まきとお兄ちゃ〜んっ。オレお腹すいたぁ。早く〜〜。。。」
「ごめんっ、ごめん。んじゃ、配んぞー。」